創業者の西村が2019年にモデラボを立ち上げたのは、それ以前に10年間企業の研修コンサルタントとして働いてきた経験からです。 「会議が長い」「意見が出ない」「声の大きい人が場を支配する」——どの組織でも同じ問題が繰り返されていました。
ファシリテーションやモデレーションのスキルは、知ってさえいれば解決できることがほとんどです。 それなのに、体系的に学べる場所が少ない。だからモデラボを作りました。
最初は福岡市内の小さなセミナー室を借りた週末講座でした。口コミだけで定員が埋まり、 気づけば九州各地から受講生が集まるようになりました。
私たちは「正解のある授業」をしません。モデレーションに万能な正解はないからです。 グループの構成、議題の性質、参加者の関係性——すべてが変わるので、 「この状況ではこう動く」という判断力を育てることが私たちの仕事です。
だから授業の大半は実習です。受講生同士でロールプレイをして、 すぐにフィードバックをもらって、また試す。知識を聞くだけで終わる講座とは、根本的に設計が違います。
少人数にこだわるのも同じ理由です。10人いれば、全員の動きをリアルタイムで観察してコーチングできます。 20人、30人になると、それは難しい。品質を守るために、定員を増やすことはしません。
全員の声が等しく場に届くように。声の大きさや立場に関係なく、意見が扱われる場を作ることが出発点です。
できないことは「できない」と言います。講座の効果を過大に宣伝しないし、修了後の保証もしません。実力をつけるのは受講生自身です。
プログラムは毎期見直しています。受講生の反応を見ながら、うまくいかない部分は変えます。完成形より改善を優先します。
モデレーターがいちばん働く場面は、意見が割れたときです。対立を怖れず、違いを議論の材料にする力を大事にしています。
モデラボの講師は全員、企業・行政・NPOでのファシリテーション実務経験者です。 学術的な理論だけでなく、「あの場でこんなことが起きた」という生きた話ができる人たちです。
創業者・主任講師。元企業研修コンサルタント。専門は組織内コミュニケーションと意思決定プロセスの設計。
講師。元行政職員。住民参加型の政策立案プロセスを10年以上担当。公共空間でのモデレーションが専門。
講師。フリーランスのファシリテーターとして年間50件以上のワークショップを担当。エンターテインメント系のイベント進行も数多く経験。